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アメリカ・ボストン特集

歴史と伝統の街、ボストン

ボストンは植民地時代、最初に独立の気運が高まった歴史の街で、アメリカの誇りでもある。
街は植民地時代からの建物と近代的な建物が混在している。ボストンは、ハーバード大学をはじめとして学問も盛ん。音楽、美術、スポーツも質も高くて人気がある。
ボストンの街並、芸術、学問など、それらには共通して「歴史と伝統」いう風が流れている。

知的な香りが漂うボストン

名門大学巡りや芸術鑑賞を楽しもう

ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学チャールズ川を挟んでボストン市の対岸にあるのが、ケンブリッジ市。ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学という 2大大学がある。ボストン近郊にも大学が60以上もあって、まさに学生の街。

またボストンは、芸術にも長けている街。ボストン美術館は世界四大美術館のひとつであり、 ボストン交響楽団は、小澤征爾氏も音楽監督を務めていた世界屈指のオーケストラである。質の高い絵画や音楽をじっくり鑑賞できる。

ハーバード大学

1636年に創立された、アメリカ最古の大学。教育水準の高さは隋一で、ノーベル賞受賞者やアメリカ歴代大統領も多く輩出している。 400エーカーの敷地には大学の施設はもちろんだが、90近くの図書館をはじめ、美術館や博物館までが併設されている。 学生に混じってキャンパス散策や美術館、博物館へ行ってみるのも楽しい。

ボストン美術館

ボストン美術館世界四大美術館のひとつ。1870年に地元の有志によって設立されているが、民間の組織として運営されてきた。展示スペースの広さと、コレクションの収蔵品の数は50万点を超えその質の高さもよい。エジプト美術、フランス印象派絵画が特に充実している。

日本人として特に見逃せないのが、日本美術。日本国内でもなかなか見られない浮世絵、絵巻物、刀剣などの素晴らしい作品を多数所蔵しており、 日本とも関係が深い。

岡倉天心が1904年から在職していたこともあって、天心のコレクションも入っている。敷地内には彼の名が付いた「天心園」 という小さな日本庭園もある。入場時の半券で10日以内なら無料で再入場できるので、じっくり2日かけてみるのもおすすめ。

ボストン交響楽団

ボストン交響楽団は世界屈指のオーケストラ、特に弦楽器部門の質の高さに定評がある。シンフォニーホールをホームとしており、 ホール自体も音響に優れていることでも有名。1973年から小澤征爾が首席指揮者として迎えられ、2002年までと28年もの間 任期の長い指揮者としてここで活躍している。

シーズンは9月〜4月までであるが、7・8月はボストンから西側、ニューヨーク州との州境近くに あるタングルウッドで音楽祭が行われる。タングルウッドの近くのレノックスには小澤征爾の功績を記念してSEIJI OZAWA HALL が 建てられていて、そこでコンサートが行われるときもある。

アメリカの歴史はここから始まった

イギリス植民地からの独立が始まった地

1630年ピューリタンがチャールズ川の河口に建設したことから始まったボストン。ここはアメリカ人にとってアメリカの歴史の街。 イギリスの植民地からの独立はこのボストンから始まった。愛国心を持って独立に向けて尽くした人々、 犠牲になった人々、その思いは街中に残る歴史的建造物にも現れている。

ボストンコモン

ボストンのダウンタウンの中心に位置する、アメリカ最古の公園。コモンという名前の通り、植民地時代にピューリタンのために購入された共有地であった。現在は緑が豊かな公園で、観光案内所や観光ポイントを結ぶフリーダムトレイルの出発点ともなっており、ボストン観光の起点。

グラナリー墓地

パーク通り教会に隣接する墓地で、アメリカの独立のために戦った愛国者が眠っている。
独立戦争のリーダー、サミュエル・アダムスをはじめボストン虐殺事件の犠牲者が埋葬されている。

キングスチャペル

1688年に創設されたボストン初の英国国教会。独立戦争中は一時期閉鎖もされていたが、アメリカ独立後の1782年、 ユニテリアン(三位一体を否定し、神の唯一性を信じる宗派)派の教会として再開している。現在は英国国教会と ユニテリアンの両方をうまく取り入れた教義が取られている。外観は石造り、普通は教会にみられる塔がないのも特徴である。

旧州議事堂

1713年に建てられた、ボストンでも歴史ある建築物。1798年に現在の州議事堂が完成し移転するまでは、イギリスの植民地政府が、ここで政治や裁判、貿易などを取り仕切っていた。1776年には独立宣言が新市民に向かって 読み上げられた場所でもある。現在は1階が船の博物館、2階がボストニアン教会の展示室となっている。

マサチューセッツ州会議事堂

マサシューセッツ州議事堂現在の州会議事堂は1798年に建設されたもの。金色に輝くドームが遠くからでも目立つ、ボストンのランドマーク的存在。 最初からある赤レンガ造りの部分には知事室とマサチューセッツ州上院が入っており、下院は増築された建物の西側の ほうに位置している。庁舎の入口にはジョン・F・ケネディの像も飾られている。

ボストン虐殺地跡

旧州議事堂に隣接するかのような場所にある。1770年3月5日、イギリス軍が民間人5人を射殺した事件が起こったところで、 この事件が後に独立戦争を引き起こすきっかけとなった事件のひとつでもある。

ファニュエルホール

ファニュエルホール地元ボストンの貿易商ピーター・ファニュエルが建設費用を出資して建てられたもので、彼の名前がついている。1740年に最初に建てられたときは市場であったが1742年に集会場として転用されて、現在でも自由な討論の場の象徴となっている。サミュエル・アダムスやジョン・F・ケネディ、最近では2004年の大統領選挙のときにもジョン・ケリー上院議員がここで演説を行った。また、屋根の上にはバッタの風見がついていて、バッタはボストンのシンボルともなっている。

また楽しみが増えた、メジャーリーグ観戦に行こう!

松坂大輔投手の移籍先、ボストン・レッドソックスのホームグラウンド

フェンウェイパーク松坂大輔投手がボストン・レッドソックス入りを決めて、ボストンへの観戦旅行者も増えた。

ボストン・レッドソックスというチームは1901年創立の伝統あるチームで、2004年に86年ぶりにワールドシリーズ優勝を果たした。同じ東地区のニューヨーク・ヤンキースとは長年のライバルで、伝統の一戦なんていう表現もされているほど。注目の日本人対決がまた一つ増えて、ボストンへの旅行の楽しみとなっている。

ボストンはショッピング天国

無課税品もある!税金が安い州

ボストンはショッピングにもお勧めスポット。理由はボストンの税金が他のアメリカの州に比べて低く、また外食を除いた食品は無課税、衣料品も一定額以下は無課税となっているから。(2006年11月現在) あちこち歩いたら お気に入りや掘り出し物に出会えるかも!?

クインシーマーケット

ファニュエルホールのすぐ裏側にあるボストンでも一番賑やかなところ。もともと倉庫をショッピングモールに改装し、 ショップ、レストランなどが軒を連ねている。ボストンのエンターテイメントのチケット売り場もあるので、クラシック、スポーツなど観たいものがあれば覗いてみよう。

ファイリーンズ・ベースメント

全国展開しているデパートの「ファイリーン」で地下にあったバーゲンフロアがそのまま名前になってしまったというデパート。 衣料品などここで探してみては。

画像提供:Photo Courtesy of MOT

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